活動内容
現在、池プロジェクト(池プロ)・学びプロジェクト(学プロ)の二つのプロジェクトを中心として活動しています。メンバーは、それぞれの興味に従って所属プロジェクトを選び、その活動に参加します。複数のプロジェクトに参加することもでき、この他にも、エコリーグなど環境について考えるイベントへの参加なども希望者を中心に行っています。
もちろん、新メンバーの皆さんが、新しいプロジェクトを立ち上げることも可能です!
池プロ
駒場池の様子。(マウスオンで生物の名前が見られます)
池プロは、主に駒場キャンパスの駒場池を、学生や市民の方に自然と親しみやすい場所とするための整備を行なう活動です。
また、駒場池は都市部に残されている貴重な自然環境となっており、それをうまく保全していくための管理も行なっています。具体的には、定期的に草刈りを行い散策路の整備や植生の管理・堆肥の作成などを行っています。また、鳥類の繁殖を助けるための巣箱の設置や、増えすぎてしまっている外来種(アメリカザリガニやブルーギル、ウシガエル)についても調べています。
そして、これらの活動を広く紹介するために、昨年度は駒場祭に出展し、身近な駒場池の紹介を行いました。
2020年度は実施できませんでしたが、2021年度の実施は今後の課外活動の制限の状況とメンバーの意向を踏まえて検討する予定です。
学プロ
目黒区のいくつかの小学校で環境教育を行うプロジェクトです。将来の地球を担う小学生に、ボードゲーム等を用いて楽しく学びながら環境問題に興味をもってもらうことを目的にしています。授業のテーマ決めから振り返りまで全てメンバーで考えるので、大きなやりがいと学びを得られます。
2020年度は対面での授業は行えませんでしたが、別の小学校向けに新たにオンラインでビオトープについての授業を実施しました。
2021年度はオンライン授業の実施とデジタル教材の作成を目標に取り組む予定です。
また、2019年度にはこども園での環境活動も行いました。これは、駒場キャンパスのすぐ近くにあるこども園から依頼を受け、駒場池の土の中の生き物を観察したり、園児と一緒にビオトープを作ったりするものです。何にでも興味津々の園児たちと触れ合う中で、生き物の素晴らしさや関わり方を改めて考えさせられます。
メンバー考案の「フードマイレージゲーム」で実際に使用したカード。
小学校での授業の様子。
(2019年度以前のもの)
環境省との連携プロジェクト
環境省からご提案をいただき始まったプロジェクトです。
2050年までにカーボンニュートラルを達成するためにどのような行動ができるか。昨年2月に様々な環境サークルやユース団体が参加するディスカッション企画を行いました。その模様は左の環境省のYouTube動画でご覧いただけます。
今年も同様のディスカッション企画を予定しています。またその他様々な派生企画も検討中です。2020年度に始まりまだまだ企画段階のこのプロジェクト。中心メンバーとして一緒に活動しませんか?
その他の活動
皆さんのアイデアで活動の幅を増やすこともできます。実際に上記以外に行った活動は、
2020年度
・東京+東海環境サークル交流会
・政策提言ワークショップへの参加
2019年度以前
・駒場キャンパス清掃(6月5日の環境デーにちなんで)
・環境学に興味を持つ大学生の企業・官庁説明会開催(NPO法人エコ・リーグとの共催)
・六大学交流会の促進活動
・山村で自給自足しているOGの家でエコ体験
・「大学対抗ゴミ拾い甲子園」参加
などなど…多くの活動を行っています。
池プロや学プロではない形でも、環境問題に関わりたいと思っている新入生の方も募集中です!
三四郎のOBをお招きして行われた勉強会
(2019年度以前)
過去の活動
過去に環境三四郎で行われていたプロジェクトをいくつかご紹介します。
・「環境の世紀」の運営
「環境の世紀」という東大の実際の講義を運営し講義録を作成する。環境三四郎創設時から行われていたプロジェクト。
・紙プロ
駒場キャンパスで日々大量に消費される紙に着目し、学生の紙に対する意識を変える!をモットーに、新一年生に配布される新歓ビラの削減、回収などその他様々な紙の消費について考える。
・水プロ
目黒区内の小学校で、ビオトープの手入れと教室での学習を並行して行い、ビオトープを通して環境問題について考えてもらう。
環境の世紀・紙プロは現在行っていませんが、水プロは現在は学プロとなっています。このように、過去のプロジェクトからヒントを得て、新入生のみなさんが新しいプロジェクトを立ち上げることも可能です!
駒場祭にて、集めた新歓ビラを利用して
「うちわ工房」を開催。(紙プロ)
小学生と一緒にビオトープを観察。(水プロ)